天候は晴れ、気温は６度、風もそんなに無くまさに絶好のマラソン日和だ!
スタートは東京都庁、お世話になったホテルから歩いて１５分ほどの場所です。
これから大イベントが始まると言うのに、街はまだ静かで眠ってるようです。
都庁に近づくに連れランナー達が増えてきて、賑わいが出てきました。
先に、車いすの選手が９時５分にスタートします。その後９時１０分にマラソン
スタートです。 石原都知事がスターター! カウントダウンが始まり『バーン』
と音と共に一斉に３万人のランナーが走り出します。
それは壮大な光景で、まるで雪山の雪崩のような感じです。
コースのあちらこちらでボランティアさん達がランナーをサポートしてます。芸能人も多く参加されてました。ただ感心するのは撮影をしてるスタッフの方
です。カメラやマイクを持って一緒に走ってます こちらの方が凄いと思います
僕はスタートを見届けて、ホテルに戻りチェックアウトし、車で一足先にゴール
地点のお台場方面にむかいました。 もちろん道路は通行止めだられけです。
おもしろいのがナビの地図上にどんどん通行止めマークが表示しされていき、
１０時頃には通行止めマークが見事にマラソンコースの形になりました。
でも都内の道路はそれほどの渋滞もなく、レインボーブリッジまで３０分ほどで
つきました。 さすがにお台場はすごい渋滞と予想して、橋の近くに車を止め
歩いてお台場に行くことにしました。 ところで皆さんご存じでしたか?
レインボーブリッジには無料で渡れる遊歩道があるって事を・・・・!
芝浦側遊歩道入口はエレベータで一気に橋の遊歩道まで登ります、歩道の
長さは約１．７kmで、吊り橋の一番高いところは高さ１２７m、夜になると４４４個
のイルミネーションライトで橋全体がライトアップされるらしいです。
橋からの眺めは最高で、思わずカメラを手に取り夢中になってしまいます。
ゴール地点のビックサイトは、まさにお祭り騒ぎでした。
そして気になる結果ですが、東京マラソン２００８を見事優勝したのは、スイスから
参加されたビクトル・ロスリン選手３３歳 ２時間７分２３秒の大会新記録です。
ちなみに日本人のトップは一般参加の藤原 新選手２６歳 ２時間８分４０秒です。
さすがにアスリートは凄いですね、４２kmを2時間ちょっと走ってしまうんですから。
僕ら一般ランナーは４時間半ぐらいが目安で、４時間切ればかなり速いランナー
と言われてます。 そー考えると２時間ちょっとって想像つかないスピードです。
後のニュースで知ったのですが 約３００００人のランナーに１２０００人のボランテ
ィア、そして２２６万人の観衆がこの東京マラソンを盛り上げたらしいです。
凄い数字です 僕の住む和歌山市の人口は約３０万人、７倍以上です!
来年の東京マラソンには226万分の１じゃなく 3万分の１の方で参加したいです。
そして帰りに箱根温泉の『弥次喜多の湯』で疲れをとり、和歌山にむけて車を走ら
せました。 途中雪が降りだし大変でしたが、なんとか無事和歌山に戻ることが出来
ました。この３日間で走行した距離は約１４００km! フルマラソンの30倍以上です。
いやーさすがに疲れました・・・。
