仕事で加太の近くまできたので淡島神社に寄ってみました。
さすがに今日はすごい人盛りです! 神社の方からは、かわいい子供達が
熱唱してる、「ひな祭り」の歌が聞こえてきました。
実は昨日もランニングで淡島神社まで走って来ました!
って言うか、週末毎週20km!走るのを習慣にしようと思ってます。
もちろん名代のあげぱんを食べると言うご褒美があるからですが・・・。(笑
そうそう昨日も名代に行ったら、カスタードクリームあげパンが販売されて
ました。『おばさん一押しやで』って勧められ、購入しましたがこれもめっちゃ
おいしかったです。 こしあん、カスタードクリームどちらも最高です!
・・・話し戻ります!
今日はひな祭りで、淡島神社では雛流しと言う全国的に有名なイベントが
行われます。 だからすごい人盛りなのです!
もともとひな祭りの始まりは淡島神社のご祭神である少彦名命と神功皇后の
男女一対のご神像であるとされています。 雛祭りが三月三日になったのも、
加太の沖にある友ヶ島から対岸の加太へのご遷宮が、仁徳天皇五年三月三日
だったことかららしいです。 雛祭りの語源も、スクナヒコナ祭が後に簡略化され
ヒナまつりと言われるようになったとされています。そしてここには紀州徳川家
から奉納された歴史ある見事な雛人形達が、数多く残っています。
雛流し と言うのは、人形に願い事を書き、人形とともに舟に乗せて加太の
海に流すと言う行事のことです。 人形がいっぱい乗せられた船を流すときは、
手を合わす人や俳句や短歌を詠む人、中には涙ぐむ人などいらっしゃいます。
(デジカメもってなく、携帯で撮った写真もピンぼけして使えなかったので、上の写真はネットで抜粋した写真を使ってます)
僕もひな祭りと言えばちょっとした思い出があります。 それは亡くなった父の
誕生日だったからです。健在の時本人すごく嫌みたいで、結構気にしてました。
父の子供の頃の話もよく聞きました。 昔は今みたいに、3月3日に 普通の
バースデーケーキが売っなく、いつも父のバースデーケーキにはローソクと、
お内裏様とおひめ様の砂糖菓子が一緒に乗っかってたらしいです (笑
亡くなって10年以上になりますが、もし生きてれば68回目の誕生日でした。
桃の節句というかわいい誕生日の父は根っからの海の男で身体は小さかった
ですが、すごくパワフルで男らしい人でした。 ←なぜか説得力無いですね・・・。
仕事も大きな船の船長をしており、船の行く場所にもよりますが、大抵 家には
2~3ヶ月に1度しか戻らず僕が子供の頃、父の帰ってくる日がとても楽しみで
カレンダーにカウントダウンの印しを付けて待ってたことを思い出します。
そしてそんな父は、今でも僕の一番尊敬する人であり、憧れの人でもあります。
父が好きだった海に、船で流される人形達を見ていて、
僕も特別な思いが込み上げてきました。